斉明7年(661)朝鮮百済救済のため、武運長久を祈願し、 宇佐神宮より応神天皇の御霊を勧請し建立されました。 斉明天皇・天智天皇・天武天皇の三柱の神を合わせて祀っています。
朝倉橘広庭宮に遷られた斉明天皇は当地で崩御され、 後の天智天皇である中大兄皇子は、御遺骸を朝倉山上(御陵山)に御殯葬し、 木皮のついた丸木で忌み殿を建て喪に服されました。
『百人一首』の巻頭歌「秋の田のかり穂の庵のとまをあらみ 我が衣手は露にぬれつつ」は、 母の斉明天皇が朝倉で亡くなった際、天智天皇がこの地で詠んだものと伝えられています。
大祭の春季例大祭と秋季例大祭。中でも、秋の秋季例大祭における神幸祭は地域最大のお祭りです。 特殊神事の粥だめし神事をはじめ、様々な神事・祭典を斎行しています。
斉明天皇、天智天皇に関わる関守の墓、漏刻。御神木の大楠、隠れ家森や水神社の大楠など大木が見られます。水神社は、山田堰・堀川用水・三連水車を守っています。
厄除祓い、安産祈願、初宮参り、七五三をはじめとする諸祈願を受け付けております。 事前に祈願内容・日時を御連絡下さいませ。屋敷神さま、水神さまの神上祈願も承っています。