祭典と行事
略記
大祭の春季例大祭と秋季例大祭。中でも、秋の秋季例大祭における神幸祭は地域最大のお祭りです。特殊神事の粥だめし神事をはじめ、様々な神事・祭典を斎行しています。氏子様のご多幸を願うのと共に、皆様の御縁を寿ぐ祭礼を執り行っております。
神幸祭

恵蘇八幡宮の秋季例大祭の祭りで、農作物の豊作を祝います。
神幸行列は神輿の他に二組の獅子舞と毛槍が加わります。いずれも昔からの形式を守り続けた結果、二通りの形が現存します。形状も舞も全く異なっており、静と動、勇と雅の対照的なふりで見応えがあります。
「山田区の荒獅子」は荒々しく早い動きで、雌雄の獅子が互いに噛み合って充足した後、愛情を表す様を描いています。「本きば」と「半きば」の2つの舞があり、後者は前者を半分にしたもの。家々の前では「半きば」を舞います。

「恵蘇宿区の獅子舞」は、笛、太鼓による獅子楽に合わせて舞うもので、雌雄の獅子の恋愛の様を細やかに表現しています。「もわかれ」と「のり」の2つの舞があり、2部構成になっています。
御神幸にお供する二対の獅子頭は県指定有形民俗文化財となっています。
日時:10月第3日曜日
- 11:00 祭典
- 11:30 浦安の舞、筑紫舞、獅子舞の奉納
粥だめし祭

毎年2月15日から神前に粥を備えて放置し、3月最初の「卯の日」に、粥に生えたカビの具合で、今年の農作物の出来、不出来を占う神事です。
赤カビは日照り、黒カビは虫害、黄カビは豊作、青カビは水害、綿用のカビは風、この綿用のカビが黒ずんでいると台風などを表し、カビの深さや大きさで深刻度や影響の程度を判断します。
日時
- 2月15日 粥入れ祭
- 3月初卯 粥占い祭
時の記念祭・時計供養祭

恵蘇八幡宮の御祭神である天智天皇が天智天皇10年4月25日(ユリウス暦671年6月10日)天智天皇は水時計の漏刻を作り「時刻」を人々に知らせたと伝えられた、ご功績を称え6月10日「時の記念日」に祭典をしています。
合わせて“福岡時計職人の会”の方々のご協力により、全国から壊れた時計を集め、供養祭を行っています。
日時:6月10日「時の記念日」
新春かるた会
平成5年より、お正月の遊び(こま回し、羽子板、凧揚げなど)とかるた会(百人一首、イロハかるたなど)をしています。子供さんからお年寄りまで、お正月の遊びで楽しく一日を過ごします。
年間行事日程
1月(睦月) | ||
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1日 | 歳旦祭 | |
下旬日曜 | 新春かるた会 | |
2月(如月) | ||
1日 | 月次祭 | |
11日 | 紀元節祭 | |
15日 | 粥入れ祭 | |
23日 | 天長節祭 | |
3月(弥生) | ||
初卯の日 | 粥占い祭 | |
お彼岸頃 | 春の社日祭 | |
4月(卯月) | ||
1日 | 月次祭 | |
15日 | 春季大祭 | |
5月(皐月) | ||
1日 | 月次祭 | |
6月(水無月) | ||
1日 | 月次祭 | |
10日 | 時の記念祭・時計供養祭 | |
7月(文月) | ||
1日 | 月次祭 | |
8月(葉月) | ||
1日 | 月次祭 | |
9月(長月) | ||
1日 | 月次祭 | |
15日 | 放生会 | |
お彼岸頃 | 秋の社日祭 | |
10月(神無月) | ||
1日 | 月次祭 | |
15日 | 秋季例大祭 | |
第3日曜日 | 御神幸祭 | |
11月(霜月) | ||
1日 | 月次祭 | |
15日 | 七五三祭 | |
23日 | 新嘗祭 | |
12月(師走) | ||
1日 | 月次祭 | |
31日 | 大祓式・除夜祭 |